カーネギー『人を動かす』は、社会人として一度は手に取るべき名著です
本書は、リーダーシップや人間関係の本質を学び、職場やプライベートでの対人スキルを劇的に向上させるための実践的な知恵が詰まっています
この記事では、本書がなぜ社会人にとって絶対に読むべき本なのかを解説するとともに、私が印象に残った一節をお伝えします
これからのキャリアや人間関係をより良いものにしたい方は、ぜひ最後までお読みください!
『人を動かす』とは?

まずは著者と本書の概要について簡単に紹介します
カーネギーについて
1888年にアメリカで生まれました

日本だと明治時代ですね
カーネギーは学生の頃から弁が立つ人だったようです
その後、話し方や人間関係の原則などを教育する研究所を立ちあげました
この本の概要と特徴
「人を動かす」は世界で1500万部以上売れたベストセラーです
日本においても500万部売れているため最高の自己啓発本といえるでしょう
ちなみに「人は聞き方が9割」というビジネス書が130万部売れていることを考えるとより、「人を動かす」はより多くの人が手に取っている良書であると言えると思います
私がこの本を手に取った理由


理由は以下の2つです
巷で有名だった
語り継がれている、読み継がれているベストセラー本というのは理由があります
しかし、この本が本当に現代に通用するか不思議でした
それならこの目で一度見てみようと思いました



あとはなんとなく読み終えれば格好がつくかなと考えていました…
自分の成長に対する不安
なにか成長しなければと考えた時にまずは皆が読んでいる本なら間違いないと考えました
成長すると一口に言っても「なにを」「どのように」成長させるかはよくわかっていませんでした
その時この「人を動かす」と出会いました



「人を動かす」なんてたいそうなことではありませんが、仕事につながりそうな自己啓発本だと直感が働きました
社会人が読むべき理由


私個人が思うこの本を読むべき理由をお伝えしたいと思います
自己啓発につながる
早速ですが、正直、自己啓発につながるかは自分次第だと思います
しかし、昔から続いているベストセラーだけあって現代でも通用する部分が多いと感じます
働いている方であれば、営業や製造業、医療従事者などの職種問わず必要なスキルを身につけることができます
また、比較的実践しやすい内容であることも腑に落ちやすいと感じました
人間関係について見直せる
「人を動かす」とありますが、自分自身の振る舞い方についても学ぶことができます
自分がいかに相手を観察して誘導できるかがポイントだと感じます
現実では相手にしたくない人もいるかと思います



私もその一人です
しかし、社会の中で生きていく上では自分以外の人との関わりを断つことは困難です
そこでこの本の出番です!
「人に好かれる前に自分を変える必要がある」
簡単にいうとこうなります
具体的にお伝えするとネタバレになってしまうため、ここでは個人的になるほどなと感じた一節をお伝えします
印象に残った一節を紹介


人は自分の話を聞いてくれる人を好きになる
みなさんもこんな経験はありませんか?
これはごく当たり前のことだと思いませんか?
そして、この一節はとても深いと感じます
例えば、
・仏頂面で話を聞かれるvs笑顔で話を聞いてくれる
・上の空で空返事vs相槌を打ってくれる
など聞き方一つで印象が大きく変わると思いませんか?
この一節から「人を動かす」前に動いてくれるよう仕向ける努力をしなければならないということに繋がりませんか?
このように人間関係をより良いものにするために必要な知識やスキルがこの本にはふんだんに述べられています



どうでしょう、素晴らしい本だとは思いませんか?
この本を読んで思ったこと


私が良かったと思う点は、
・知っていることを再確認することでやっぱり重要なんだと認識できる
・実行しやすい項目があり実用的である
・ベストセラーを読んだという話題作りや自己肯定感アップ
です
一方でデメリットも感じました
・活字であること
・全300ページ以上であること
この2点だけです
これが身についた
なんと言っても自己肯定感が上がったように感じます
「人を動かす」とありますが、相手に動いてもらうために自分の考えを見つめ直すよいキッカケになりました
様々なテクニックなどがありましたが、概ね「相手を立てる」ことが共通しているなと感じました
そのほかにもここのでは書ききれないほどの有益な考えがあったので、興味がある方はぜひ「人を動かす」を手に取ってみてください
デメリットはこれ
内容に関してのデメリットはありません



しかし、私のように読書習慣がなかった人からすると次の点はデメリットになるかもしれません
文字だらけであり全300ページを超える自己啓発本であること
漫画やストーリー性のあるビジネス書であればまだ比較的読みやすいと思われますが、読書初心者にはこのページ数と活字はハードルが高いようにも感じます
しかし、逆を言えば300ページ読むことで今までの自分になかった環境や世界が見えてくると考えると、決して多くないページ数だとも捉えることもできると考えます
KindleとAudible・Audiobookで学ぶ


このブログを読んでいただいている皆さんの中で実際に読んでみたいと感じた方も多いと思います
ここでは、わたしも利用しているオススメのサービスを簡単にご紹介します
Kindle
ご存知Amazonが提供している電子書籍サービスです
月一冊読めば元が取れる計算です
また、
電子書籍なのでスペースに困りません
電車通勤の方であれば通勤中に読めば、ほぼ強制的に読書タイムが確保できるのであっという間に自分の成長が進むことでしょう



私のように車通勤の方は残念ながら他の時間を見つけなければなりません
しかし、次に紹介するAudibleやAudiobookであれば聴きながら運転もできるのでオススメです
Audible
Kindleと同じようにAmazonが提供する聴く読書サービスです
金額で言うと高いなと感じる方もいるかもしれませんが、それ以上にメリットが多いです
聴き流しが可能なため、
お風呂に入りながら、料理の準備をしながら、通勤しながらと活用できる場面が多いです
また、
目を使用しないので活字が苦手な方も大歓迎です
Audiobook
Audibleと同じで聴く読書サービスです
また、ビジネス書が豊富で月に1冊で十分に元が取れてしまいます
購入の際も割引が多めでお手頃感満載です



残念ながら聴き放題対象外もありますが、試しに活用して自己啓発に使うサービスとしては抜群に効果的です
まとめ


「人を動かす」はとっつきにくさはありますが、自分の人生で必要な考え方が書かれているため、社会人が読むべき自己啓発本であると思います
自分の人生でなにか困っていることが一つでもある人は良いんでおいて間違いのない一冊です
特に人間関係や自分の成長に対して不満がある人には特におすすめの良書です
この本に出会える方が一人でも増えますように◎